一審(東京地裁)は、客室乗務員が「パイロットの指揮命令下でとる時間」は休憩ではないと明確に認定しました。

この判決は、労働法の原点である「休憩とは労働から解放される時間である」という原則を再確認し、航空業界で働くすべての人々にとって画期的な意義を持つものです。

しかし会社は、この判決を不服として控訴しました。そして、こうした勤務はいまもなお続いています。

私たちは、「休憩なし、食事も取れない、声を上げられない」――そんな職場を当たり前にしてはならないと考えています。労働者が犠牲になる働き方は、決して持続可能ではありません。

安全や命を守る職場で働く人々が、自らの命や健康を守ることができる。この裁判は、その最低限の権利を問う闘いです。

🕐JCA休憩裁判 控訴審(第1回期日)
日時:2025年10月30日(木)13:30
場所:東京高等裁判所 第424号法廷

働く者にとって休憩は「贅沢」ではなく「人権」です。

この裁判は、安全と命を支えるすべての労働者の未来に関わります。どうか多くの方に傍聴でご支援いただきますようよろしくお願い致します。