JCAが提起した「休憩裁判」が本日発売の有斐閣『ジュリスト』2025年7月号(No.1604)の労働判例速報に掲載されました。

本件は客室乗務員に対し、労働基準法第34条に定められた「休憩」が適切に確保されていたか否か、また会社側の安全配慮義務違反および人格権の侵害が認められるかどうかが争点となった事案です。

東京地方裁判所は2024年4月の判決において、上空でのレストや短時間の折り返し時間が「休憩」に該当しないことを認定し、労働基準法違反および安全配慮義務違反、人格権の侵害を認める画期的な判決を言い渡しました。

『ジュリスト』は、法律専門書を多数手がける有斐閣が発行する、日本を代表する法学誌であり、労働法を含む多くの分野で実務家・研究者から高い信頼を得ています。

今回の掲載は、本件が法的・社会的に大きな意義を有するものとして、法曹界にも注目されていることを示すものです。

ぜひご覧下さい。

【参考リンク】
▼有斐閣『ジュリスト』7月号(No.1604) 労働判例速報
https://www.yuhikaku.co.jp/jurist/detail/021533