2026年3月24日、東京高裁にてJCAの休憩裁判の調停が成立しました。
客室乗務員は、サービス要員であると同時に航空の安全を担う保安要員です。
したがって、客室乗務員の疲労は単なる労働問題ではなく、安全そのものに関わる課題です。
休憩や食事が十分に取れない長時間勤務は、人権や尊厳の観点からも是正されるべき課題です。
今回の調停は、最も負荷の高い4レグ勤務の改善など勤務制度の変更に踏み込んだという点、また会社との協議が建設的に行われた点も評価できるものと受け止めています。
本件の実現にあたり、JCAメンバー、原告、支援団体の皆さま、そして本件を導いていただいた代理人の先生に心から感謝申し上げます。
また本件は、司法の正義と公正、ならびに裁判官の適切な判断のもとで実現したものです。
一方で、これはゴールではなく、ここからがスタートです。
評価賃金制度や公正な文化の実現など、なお取り組むべき課題が残されています。
JCAは今後も、
- 新ブランドへの移行に向けた労使関係の改善
- 係属中の賃金訴訟の解決に向けた対応
- 本件調停および千葉労委命令に基づく制度運用のモニタリング
- 不当な扱いを受けることなく、安心して報告や意見ができる職場環境の確立
に取り組み、航空の安全と客室乗務員の尊厳の確保に努めてまいります。

