5月から安全会議の要請活動が始まりました。

要請活動とは民間航空の安全に悪影響を及ぼす可能性のある法規や空港施設、労働環境に関する改善項目をまとめた「民間航空の安全確保の関する要請書」を作成し、国土交通省(航空局)や日本運輸安全委員会。気象庁、厚生労働省、東京航空局、東京国際空港に対して要請活動を行うことです。

先日、5月29日(水)に厚生労働省において約2時間にわたり要請を行い、安全会議からは約10名が出席いたしました。(JCAより1名が出席)

主に、

  • 空港や航空機での感染症対策
  • 航空災害におけるメンタルケア
  • 航空労働者の疲労管理
  • 労働時間の適切な把握

について厚生労働省の各担当官(健康局/医薬生活衛生局/障害保険福祉部/労働基準局)に要請と現状報告を行いました。

疲労管理や労働時間に関してはJCAにも改善の声が多くあがっておりJCAからも勤務の問題点の報告を行いました。また変形労働時間制の勤務変更(業務命令)に関してはライフワークバランスや心身の疲労に与える影響の面からパイロットやキャビンクルー、整備士、グランドスタッフなどすべての航空従事者全体の問題として提起されました。

要請活動では一貫して航空従事者の勤務の「特殊性」について訴えられました。特にパイロットやキャビンクルーの機上での環境や時差、深夜早朝の変則的な勤務割、自宅外の宿泊(ステイ)が心身に及ぼす影響を考慮すべきと提案がされました。

JCAではこれからも安全会議を通じて、航空の安全、ま他航空従事者の心身の健康と疲労管理に取り組んで参ります。